ラッシュコンプリートR35 GT-R

新時代のGT-R

R35

2015年、オートサロンに出店すべく製作したR35はもはやラッシュモータースポーツの代名詞であると言えます。当時FRPのブリスターばかりだった中、超高張力鋼板を叩き出してのオーバーフェンダーはラッシュのみでかなりの注目を浴びました。そんなラッシュの歴史を作ってきたR35を歴史順にご紹介します。

なぜGT-Rだったのか?

なぜ選ばれたのがGT-Rだったのか。それは、単に新型車であったという理由だけではありませんでした。スカイラインGT-Rから「スカイライン」の名が外れると共に、全てを一新したGT-Rですが、エンジンは勿論のこと第3世代ということで外装も大幅に見直され、ボディ外板は「超高張力鋼板」という薄く引き伸ばされた鋼鈑に変更。薄く軽い高張力鋼板は名前の通り引っ張り合って強度を出している鋼鈑なので簡単にシワが寄り、鈑金なんてできたものではありませんでした。
当時から国産スポーツカーや旧車等のカスタムを得意としていたラッシュは、やはり叩き出しフェンダーの魅力が忘れられず、当時誰も行っていなかった「超高張力鋼板の叩き出し」でのオーバーフェンダー製作を開始したのが始まりでした。

いくつもの難関

何よりも大変だったのはやはり先ほど説明した‛‛超高張力鋼板’’でした。当時叩き出しは不可能とまで言われた鋼鈑を、独自の技術と数多くのカスタムカーを製作した経験から試行錯誤を繰り返してようやく完成したのがこのR35 GT-Rです。貼り付けフェンダーばかりの中叩き出しによるオーバーフェンダーのデモカーは業界の中でもかなりの注目を集めました。

常に時代の最先端を

オートサロン

2015年のオートサロンで発表したNeo Standard R35。2016年のオートサロンではホイールの変更 MIKADO Wheels(F:11J-10、R:11J-39)をはじめリアバンパーをワンテール化。もちろん見た目だけでなくENDLESSモノブロックキャリパーやエンジンOHに加えてHKSコンロッド、ピストン、カム。GT800KITを組み込み、見た目に負けないパフォーマンスを発揮しました。

ショウカーからシティカーへ

R35

ショウカーであったために普段使いできなかったシャコタンをやめ、街乗りも可能にするために油圧リフターを取り付け、置きと走行のどちらもこなす最強のマシンへと進化しました。これに伴いエアロの変更・ヘッドライトのスモークをやめ、街中に溶け込むスペシャリティーカーの演出を実現。

令和の時代に合わせたコンセプト

R35

Ver2021では外装の大幅な変更。後期と前期の融合をモチーフに、純正っぽく、かつオリジナリティあふれるデザインで製作しました。
ベースは後期純正色のホワイトパールにコントラストを付けるため細かいパーツはマットブラックへ。これにより控えめながらも存在感を前面に押し出したコンプリートカーへと仕上がりました。

原点回帰と新しいスタイル

R35

新旧の融合、新生「NEO STANDARD」として、完成されたボディに22インチのエクイップを再度インストール。グリルの塗り分けとGT-Rである証のエンブレムを装着し、真のコンプリートカーへと進化を遂げました。ドレスアップカーでありながらも850馬力ものパワーを有する、欲しいものを全て詰め込んだ夢のドリームカーとしてのR35は間違いなくデモカーの名に相応しい1台であると言えます。