カーボンパーツ

 カーボン製品に着手したきっかけとしては競技用部品というよりも補修用部品としての意味が強くあります。
弊社では旧車から最新の車まで数多くの車両を取り扱っており、中でもメインとなる第二世代スカイラインGT-Rは既に錆との戦いとなりつつあります。

 某社からヘリテージ部品や、同業者の中でも補修用パネルを製作している所も少なくありませんが、やはり鉄板は熱を入れると錆やすく補修後数年で錆が再発するものもあります。そんな中弊社の目に留まったのがカーボン繊維でした。

もちろんファイバーなので錆びることはなく、外板パネルなどを交換する際には溶接ではなくパネルボンドでの固定となるためボディに熱が入ることもありません。
軽量かつ高強度なカーボンパーツへと交換することで補修+αという満足感を提供します。

 勿論軽量ドアやボンネットなどの競技部品の展開もあります。
ワンオフでのオーダーも可能なので、ラインナップにない場合は一度ご相談ください。

プリプレグ(Pre-preg)

世間一般にドライカーボンと言われているものはこのプリプレグで、主にオートクレーブ製法等が有名ですが専用の加圧高温釜が必要なため難易度が高い製法です。弊社では真空による減圧力によるオーブン成形を行っています。樹脂の耐熱温度が高く、高強度を誇ります。

インフュージョン(VaRTM)

正式にはVaRTM成形(バキュームアシステッドレジントランスファーモールディング)と言われており、張り込んだカーボンクロスに対して真空引きを行い加圧ではなく減圧により液状の樹脂を引き込み、含浸し、加熱硬化する方法です。

表面にクリアゲル層がおり塗装ベースに最適です。

車種別料金表